長野県塩尻市の桔梗ヶ原で育ったメルロー種のブドウを原料に、メルシャンが山梨県甲州市の勝沼で醸造した日本生まれの日本育ち。品質に自信はあったが、1989年の発売当時は「国産品は甘ったるくて薄い」という消費者の先入観を崩せず、高級レストランには食い込めなかった。壁を乗り越えるために、同社は「まず海外に活路を求めた」(勝沼ワイナリーの斉藤浩工場長)。90年前後から積極的に欧州の品評会に出品。数々の受賞を土台に、国内での評価を勝ち取った。
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